ゴールドシップが現役生活最後のレースに有馬記念出走を予定していることは早い段階から発表されていましたが、鞍上が誰になるかも注目の的となっていました。
圧倒的パフォーマンスで勝ちを積み重ねるものの、その気性の荒さからとんでもない着順になることもしばしば、ということで色んな楽しみ方のある面白い馬、ファンも多数いることと思いますが、最近の走りをみると悪い方ばかりが目立ち、勝ちから遠のいているレースが多いようです。
勝ちから遠のいた芦毛馬の引退レースが有馬記念というとオグリキャップを思い浮かべるオールドファンも多いようで、オグリキャップを復活Vで有終の美を飾らせた武豊によるゴールドシップ騎乗の期待が高まっていたところもありましたが、このたび正式に内田博幸騎手のもとへオファーが入り決定したことが明らかとなりました。
内田博幸とゴールドシップのコンビといえば皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念とG1を4つも勝っている名コンビ。2013年のジャパンカップで15着という大敗を見せたあとは袂を分かったのか、騎乗がなくなってしまいましたが、最後はやはりもっとも勝ちを積み重ねた内田のもとへと戻ってきました。袂を分かつ原因となった15着というのも当時はゴールドシップがそんな着順になるなんて、という風潮でしたが、今となってはそんなこともあるよね、という理解が深まったためでしょうかw
2013年オルフェーヴル、2014年ジェンティルドンナと時代を飾った寵児は引退の有馬記念もきっちりと勝ち切っていきました。それらに続いて勝って引退することができるか、楽しみですね!