現在第60回有馬記念のファン投票が開催中です。ゴールドシップ、2位が今年大活躍、大躍進のラブリーデイというあたりは大方の予想通りなのではないでしょうか。
ファン投票で選出されたからといって必ず出走しなければいけないわけではなく、当然陣営の方針が最優先となるわけですが、やはりファン投票上位の馬には出てもらいたいというのが本音のレース。有馬記念においては、ジャパンカップと併せて日本の古馬の最終目標という見方もあるため、概ね人気組は出走してくれますが、近年ではマイラー・スプリンターは同時期開催の香港国際競走へ流れてしまうケースも多々あります。
というわけで、ファン投票人気トップ10がそのまま優先出走枠となるわけではないところに、反対に10位内に入れなかった馬の楽しみがあるわけですが、今年はどんな馬が優先出走10枠にはいるのでしょうか。最終結果が出る前ですが、予想をしてみましょう。
まず現時点で10位以内に入っている馬の動向から見ていきますと、出走を表明しているのが上位3頭ゴールドシップ、ラブリーデイ、キタサンブラックと10位のマリアライトの4頭。そして辞退が確定しているのが4頭、進退未定なのがミッキークイーンとショウナンパンドラの2頭ですが、ショウナンパンドラはジャパンカップの疲労が溜まっているらしく、ほぼほぼ辞退の方向です。
ということで、残りの5~6枠が気になるポイント。というわけで現時点で順に6頭、有馬記念に出馬登録する馬をピックアップしていきますと、12位ルージュバック、14位ラキシス、16位リアファル、17位ワンアンドオンリー、20位ラストインパクト、22位サウンズオブアースと続いています。ここまで10頭が出走の意思あり、そしてミッキークイーン、ショウナンパンドラの意向次第でラストインパクト、サウンズオブアースが優先除外となります。賞金順でも十分な賞金を持つ両馬だから出走自体は心配していないかもしれません。
馬名 | 単勝オッズ | 備考 |
---|---|---|
ラブリーデイ | 2.8 | 宝塚記念・天皇賞(秋) |
ゴールドシップ | 3.8 | 天皇賞(春) |
ショウナンパンドラ | 6.8 | 出走未定・ジャパンカップ |
キタサンブラック | 8.1 | 菊花賞 |
ミッキークイーン | 13 | 出走未定・オークス・秋華賞 |
マリアライト | 15 | エリザベス女王杯 |
ラストインパクト | 22 | ジャパンカップ2着 |
ルージュバック | 28 | きさらぎ賞(G3) |
リアファル | 32 | 神戸新聞杯(G2) |
ラキシス | 44 | 産経大阪杯(G2) |
サウンズオブアース | 58 | |
ワンアンドオンリー | 66 |
※個人の予想ですので必ず正確な数字を参照してください。